■ 「君が代」起立条例案に対する反対声明

大阪府知事   橋下徹殿
大阪府議会議長 浅田均殿

 私たち日本キリスト教連合会は、広くキリスト教諸団体が加盟し、日本宗教連盟・東京都宗教連盟に連なり、文化庁との連携も持ちつつ、宗教行政に対して貢献と監視の役割を担って来た団体です。日本キリスト教連合会の規約には「目的」の一つとして、「憲法第20条及び第89条に示された『信教の自由』及び『政教分離』の原則に基づいて、全キリスト教会の信仰による良心の自由と共通の利益を守る。」と掲げています。
 この趣旨に立って私たちは、今般大阪府議会に提出された「大阪府の施設における国旗の掲揚及び職員による国歌の斉唱に関する条例」案に反対し、この条例案が廃案にされることを求めます。
 教師への日の丸・君が代の強制は、憲法の保障する「思想及び良心の自由」と「信教の自由」に対する重大な侵害である上に、今回の条例案は、「起立」と「斉唱」という個人の身体的所作を条例で縛ることによって、私たちが大切にしている人間の「人格」を否定する内容になっています。条例によって強制し、個人の内面にまで踏み込むことは、基本的人権を侵害し、個人の人格を傷つけることです。それは、子どもたちの人格を育むべき教育に大きな悪影響をもたらすものです。
 私たちは、本条例案の成立に強く反対し、速やかに廃案とされることを強く求めます。

 2011年5月27日      日本キリスト教連合会  委員長 渡邉 純幸

■ 東日本大震災

 去る3月11日の午後、東北地方太平洋沖の地震と大津波による大惨事、「東北関東大震災」により、未曽有の犠牲者(3月17日現在、死者5,100人以上、行方不明者1万3000人以上)が出ました。生存した被災者は数知れず、被害の大きさは計り知れないほどです。その悲しみに深く思いを馳せます。さらに、地元のみならず全国を不安に陥れている東京電力福島第1原子力発電所の危険が克服され、いのちの安全が一刻も早く回復されることを祈らないではいられません。
 この大災害により亡くなられた方々を慈しみの神の御手にお委ねしますとともに、愛する家族、家、その他多くのかけがえのない大切なものを失い、傷ついて悲しみの内にある方々の上に神の憐れみと慰めが注がれますことを、また復興に向けての生きる力が与えられますことを心よりお祈りいたします。
 日本のキリスト教の諸教派は、被災地区の教会の状況把握も含めて、連絡を取りつつ、救援活動を開始しています。キリストにおける愛と一致において、幅広い救援活動の連帯と協働の神の業が諸教会の間で展開されることを願っています。
 キリスト教の諸教派が推進する救援募金及び支援活動に全国の教会、キリスト教主義学校、キリスト教福祉施設等、さらに海外キリスト教会も含めての関係者の方々からのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

  2011年3月17日   日本キリスト教連合会

■ 抗議文

民主党幹事長 小沢一郎殿

 貴職は11月10日「全日本仏教会」松長会長との会談後「キリスト教文明は非常に排他的で、独善的な宗教だと思っている。排他的なキリスト教を背景にした文明は欧米社会の行き詰っている姿そのものだ」と記者団に語ったと報道されています。
 この貴職の発言は、キリスト教に対する一面的理解に基づく、それこそ「排他的」で「独善的」な発言であり、日本の責任政党幹事長が世界人口の約3分の1のキリスト者がいる国際社会に向けて発言した言葉として、その見識を深く疑わざるを得ません。
 「汝の隣人を愛せよ」と説き、生命を捧げてすべての人とのために仕え切ったイエス・キリストを救い主と信じるキリスト教は民族・国境・思想等のあらゆる差異をこえて平和の実現のため努力しています。
 本連合会も教派教団を越えて一つなる歩みを重ね、日本宗教連盟傘下にあって「全日本仏教会」とも協力して広く差別偏見からくる排他性と戦っています。
 そうした働きを否定し、キリスト教を排他的と決め付ける言葉に抗議し、撤回を強く要求します。

 2009年11月11日   日本キリスト教連合会  委員長 山北宣久 

2010年 総会・講演会開催のお知らせ

  ・日時:2010年4月30日(金)12:00〜15:00((昼食をもって始めます)
  ・会場:日本基督教団 4階A/B会議室 (東京都新宿区西早稲田2-3-18-31)
    東京メトロ東西線「早稲田駅」下車、穴八幡方面出口から徒歩5分
  ・講演会は午後1時30分から。テーマは「新しい聖書翻訳の動向」
      講師:日本聖書協会 総主事  渡部 信先生
         新日本聖書刊行会 翻訳編集委員長  津村俊夫先生

教育におけるサーバント・リーダーシップ

  日本キリスト教連合会総会/講演会
  ・2007年4月27日(金) 日本基督教団会議室
  ・講演:池田守男氏 (資生堂相談役・東洋英和女学院院長・「教育再生会議」副座長)

  講演のブロッシェは 閲覧→ 

尊厳死――キリスト教会は支持しうるか――

  日本キリスト教連合会総会/シンポジウム  記録PDFは下記に
  ・2006年7月21日(金) 日本福音ルーテル教会宣教百年記念東京会堂
  ・発題者      関  正勝先生(聖公会神学院校長/聖公会)
   シンポジスト   竹内 修一先生(上智大学講師/カトリック)
   シンポジスト   多井 一雄先生(武蔵工業大学教授/浜田山キリスト教会)
   コーディネーター 江藤 直純先生(日本ルーテル神学校校長/日本福音ルーテル教会)

「尊厳死法制化を巡って」関正勝先生陳述 全文閲覧


                         尊厳死シンポジウム記録.pdf